システム動作を設定する
概要
Adminのシステム動作画面では、システム全体に関わる設定の確認や変更をすることができます。
各設定手順を紹介します。
共通手順
システム動作を設定するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。
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TimeTracker NXのグローバルナビでログイン名をクリックする。
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「システム設定」を選択する。
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グローバルナビの「システム動作」をクリックする。
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左のメニューから「システム動作設定」を選択する。
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「編集」ボタンをクリックする。
セキュリティを設定する
ユーザーのパスワード必要強度を設定します。
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「パスワードの必要強度」を選択する。選択肢は以下のとおり。
No. 項目 説明 1 強い 文字数が14以上で、3つ以上の文字種類を使用している。 2 やや強い 文字数が8~13で、3つ以上の文字種類を使用している。 3 普通 以下のいずれかである。
・文字数が8~13で、2つの文字種類を使用している。
・文字数が14以上で、3つ未満の文字種類を使用している。4 やや弱い 文字数が8~13で、1つの文字種類を使用している。 5 弱い 以下のいずれかである。
・文字数が8文字以下である。
・数字のみである。
・特定の文字列の単語 を含んでいる。(※2)6 なし 条件なし - ※1 文字種類は次の4種類。
- アルファベット小文字、アルファベット大文字、数字、記号
- ※2 特定の文字列の単語は次の通り。
- password, qwerty, abc, admin, root, 123
- ※1 文字種類は次の4種類。
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「保存」ボタンをクリックする。
工数入力粒度を設定する
計画工数や実績工数を入力する際の最小単位を別々に設定します。
必要とする工数データの粒度から適切な単位を設定します。
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「計画工数の入力粒度」や「実績工数の入力粒度」を選択肢から選択する。
選択肢は以下のとおり。項目 設定可能な粒度 計画工数の入力粒度 6分、15分、60分 実績工数の入力粒度 5分、6分、10分、15分 -
「保存」ボタンをクリックする。
標準通貨を設定する
標準通貨とは、TimeTracker NXで管理するコストの通貨単位です。
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「通貨記号」をリストから選択する。選択肢は以下のとおり。
No. 項目 説明 1 ¥ 日本円 2 $ 米ドル 3 € ユーロ -
「小数点以下の桁数」を0~9で入力する。
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「保存」ボタンをクリックする。
標準コスト単価を設定する
プロジェクトの新規作成時に、プロジェクト標準コスト単価として設定します。
「標準コスト単価」とは
- コストは、既定では工数とユーザーのコスト単価から算出します。
- リソース割当が存在しない場合は「ユーザーのコスト単価」を特定できないため、
プロジェク ト標準コスト単価を元に算出します。
- 「標準コスト単価」を入力する。
- 「保存」ボタンをクリックする。
プロジェクト編集の制約を設定する
既定のプロファイルを設定する
プロジェクトに設定される既定のプロファイルを設定します。
プロジェクトの新規作成時によく使われるプロファイルを設定しておくと便利です。
Standard Editionでは、本機能は利用できません。
- 「変更」ボタンをクリックする。
- 「プロファイルの選択」ダイアログで、対象のプロファイルとバージョンを選択する。
- 「OK」ボタンをクリックする。
- 「保存」ボタンをクリックする。