工程分類を定義する

概要

工程分類は、ワークアイテムを工程の視点で細分化するための情報です。
実績工数の入力時工程分類を割り当てることで、ワークアイテムよりも細かい単位で実績工数を集計できます。
工程分類を使用すれば、ワークアイテムを分ける必要がなくなり、ワークアイテムの数を抑えることができます。

工程分類の操作を紹介します。

共通手順

工程分類を定義するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。

1. TimeTracker NXのグローバルナビでログイン名をクリックする。

   

2. 「システム設定」を選択する。

3. ローカルナビの「アイテムタイプ」をクリックする。

   

4. 左のメニューから「工程分類」を選択する。

工程分類を追加・削除する

操作の流れは以下の動画(2:35～)をご参照ください。

追加する

ワークアイテム単位よりも詳細な単位で、実績工数を集計する工程分類を追加します。
追加した工程分類は、プロジェクトの設定において利用可能にすることができます。
ワークアイテムがプログラムなどの成果物の場合は、開発の各工程を工程分類で設定すると便利です。

操作手順

1. 工程分類一覧の上部にある「＋」アイコンをクリックする。

   

2. 「工程分類の作成」ダイアログで工程分類の情報を入力する。

   

   入力項目は以下のとおり。

   No.	項目	説明
   1	名前	工程分類の名前
   2	コード	工程分類を識別するコード
   3	色	工程分類を表示する際の色
   4	説明	工程分類の説明

3. 「OK」ボタンをクリックする。

削除する

以下の手順で不要になった工程分類を削除することができます。
既にプロジェクトで利用されている工程分類については、そのまま継続して利用することができます。

1. 削除対象の工程分類を選択する。

2. 工程分類一覧の上部にある「－」アイコンをクリックする。

   

削除した工程分類を復元する

以下の手順で削除した工程分類を復元することができます。
誤って削除したり、削除した工程分類を再利用したりする場合に利用します。

1. 「フィルタ」で「削除済み」を選択する。
2. 対象とする工程分類を選択する。複数選択も可。
3. 工程分類一覧の上部にある「操作」をクリックする。
4. 「復元」を選択する。

工程分類を変更する

追加した工程分類の定義を後から変更することができます。
工程分類の表示順は、ここでの設定がすべてのプロジェクトに反映されます。
個々のプロジェクトでは変更できません。

操作手順

1. 対象の工程分類を選択する。

2. ローカルナビの「プロパティ」アイコンをクリックする。

   

3. 「編集」ボタンをクリックする。

4. 工程分類の情報を変更する。

5. 「保存」ボタンをクリックする。

工程分類のグループを追加する

工程分類をグループ化するにはグループを追加します。
工程分類を種類ごとにグループ化することで、工程分類の設定がしやすくなります。
グループは、工程分類一覧の上部にある「グループを追加」アイコンをクリックすることで、
工程分類一覧の最後に追加されます。

工程分類のグループを削除する

以下の手順で不要になった工程分類のグループを削除することができます。
グループに有効な工程分類がある場合は削除できません。

1. 削除対象のグループを選択する。
2. 工程分類一覧の上部にある「－」アイコンをクリックする。