作業分類を定義する
概要
作業分類は、レビューや手戻りといった作業種別の視点で細分化するための情報です。
実績工数の入力時に作業分類を割り当てることで、ワークアイテムよりも細かい単位で実績工数を集計できます。
作業分類を使用すれば、ワークアイテムを分ける必要がなくなり、ワークアイテムの数を抑えることができます。
作業分類の操作を紹介します。
共通手順
作業分類を定義するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。
-
TimeTracker NXのグローバルナビでログイン名をクリックする。
-
「システム設定」を選択する。
-
ローカルナビの「アイテムタイプ」をクリックする。
-
左のメニューから「作業分類」を選択する。
作業分類を追加・削除する
操作の流れは以下の動画(3:45~)をご参照ください。
追加する
ワークアイテム単位よりも詳細な単位で、実績工数を集計する作業分類を追加します。
追加した作業分類は、プロジェクトの設定において利用可能にすることができます。
アークアイテムが工程(基本設計、実装など)の場合は、各工程の作業分類(作りこみ、レビューなど)を
作業分類で設定すると便利です。
操作手順
-
作業分類一覧の上部にある「+」アイコンをクリックする。
-
「作業分類の作成」ダイアログで作業分類の情報を入力する。
入力項目は以下のとおり。
No. 項目 説明 1 名前 作業分類の名前 2 コード 作業分類を識別するコード 3 色 作業分類を表示する際の色 4 説明 作業分類の説明 -
「OK」ボタンをクリックする。
削除する
以下の手順で不要になった作業分類を削除することができます。
既にプロジェクトで利用されている作業分類については、そのまま継続して利用することができます。
-
削除対象の作業分類を選択する。
-
作業分類一覧の上部にある「-」アイコンをクリックする。
削除した作業分類を復元する
以下の手順で削除した作業分類を復元することができます。 誤って削除したり、削除した作業分類を再利用したりする場合に利用します。
- 「フィルタ」で「削除済み」を選択する。
- 対象とする作業分類を選択する。複数選択も可。
- 作業分類一覧の上部にある「操作」をクリックする。
- 「復元」を選択する。
作業分類を変更する
追加した作業分類の定義を後から変更することができます。
作業分類の表示順は、ここでの設定がすべてのプロジェクトに反映されます。
個々のプロジェクトでは変更できません。
操作手順
-
対象の作業分類を選択する。
-
ローカルナビの「プロパティ」アイコンをクリックする。
-
「編集」ボタンをクリックする。
-
作業分類の情報を変更する。
-
「保存」ボタンをクリックする。
作業分類のグループを追加する
作業分類をグループ化するにはグループを追加します。
作業分類を種類ごとにグループ化することで、作業分類の設定がしやすくなります。
グループは、作業分類一覧の上部にある「グループを追加」アイコンをクリックすることで、
作業分類一覧の最後に追加されます。
作業分類のグループを削除する
以下の手順で不要になった作業分類のグループを削除することができます。
グループに有効な作業分類がある場合は削除できません。
- 削除対象 のグループを選択する。
- 作業分類一覧の上部にある「-」アイコンをクリックする。