データベース、SQL Server
データベースには詳しくないのですが、利用できますか?
インストーラーの画面表示に従ってインストールを進めるだけで、
TimeTracker NXの利用に必要なデータベースが作成され、利用を始めることができます。
データベースの管理にはSQL Serverの管理ツールを使用する必要がありますが、
そのための手順も「データベース管理ガイド」でご紹介していますのでご安心ください。
SQL Serverのインストール方法を教えてください。
SQL Server を販売している Microsoft社が公開している「インストール手順」を参照ください。
注意事項
- インストール時に SQL Server の認証モードを『混合モード』にしてください。
- 認証モードで混合モードにする場合、「SQL Serverのシステム管理者(sa)アカウント」のパスワードを設定します。
このパスワードはTimeTracker NXをインストールする際に必要になりますので、必ず管理しておいてください。 - データベースのバックアップや障害時の調査などで利用する 「SQL Server Management Studio(SSMS)」でも、
上記パスワードを利用して SQL Server に接続します。
SQL Server Expressを利用する場合に制約はありますか?
SQL Server Expressは、無償で使用できるMicrosoft SQL Serverのエディションです。
TimeTracker NXを利用するうえでは機能面の制約はございません。
ただし、SQL Server Expressには、有償版のエディションと比較して以下の制約があります。
- メンテナンスプランが使えないため、「データベースの定期バックアップ」ができません。
手動でDBバックアップが必要になります。 - データベースサーバーが高スペックでもソフトとして以下の制限があります。
そのため「サーバーのスペックは余裕があるけど動作しない」という問題が発生します。- 物理メモリ容量:1GB
- DBサイズ容量:10GB
ライセンスの規模によっては上記の「使用可能なリソースの上限」により十分なパフォーマンスを発揮できるかは保証できません。
そのため、TimeTracker NX のライセンス数が 10ライセンス未満の場合に利用してください。
備考
プロジェクトやアイテムの規模により変わる可能性があるため、
目安として頂き、定期的にデータベ ース容量を監視することをお勧め致します。
上記ライセンスよりも多い環境でExpress をご利用のユーザー様から、
以下のようにリソースに起因するお問い合わせが発生しております。
この場合は、有償版への移行をご案内させて頂きます。
- タイムシートの読み込みが遅い
- プロジェクトを保存できない
他のアプリケーションと併用する場合は、SQL Server の別インスタンスでデータベースを構築してください。