1. TimeTracker で叶えたい姿
概要
このページでは、TimeTracker 導入による効果 で紹介した「仕組み作り・風土作り」の具体的な実現方法として、
TimeTracker 導入時の目指す姿と、そこに至るまで の考え方を紹介します。
TimeTracker 導入の狙いは、ツール自体を使うことではなく、実績工数を振り返り・改善活動のインプットとして活用することです。
この狙いを実現するために、まず目指す「一歩目のゴール」を明確にしておくと、
導入後に何を優先して取り組めばよいかが分かりやすくなります。
このページの対象読者
プロジェクト管理者、システム管理者など、TimeTracker導入の方針を検討する方を想定しています。
一歩目のゴール
一歩目のゴールは、以下の状態です。
- 実績工数が現場の作業内容・状況を表している
- その実績工数を、振り返り・改善活動のインプットとして使用している
このゴールは、大きく2つの要素で構成されています。
①正しい事実を表す
実績工数が現場の実態を表すために、以下の3つが揃っている必要があります。
- 工数入力の定着率:100%
- 工数の分類ルールが揃っている
- 工数が実際の作業内容を概ね表している
これらが揃うことで、正しい事実を把握し、工数から問題の兆候を見つけられる状態になります。
1度仕組みを作って終わりではありません。
はじめから完全な仕組みを作ることは難しいです。
そのため、まずは仕組みを作り、運用した結果をF/Bしてよりよい仕組みにしましょう。
②カイゼンに繋げる
正しい事実が見えるようになったら、それを実際の振り返り・改善活動に活かします。
①で集めた正しい事実をもとに、フィードバックを繰り返しながら、使える工数データに育てていきます。
TimeTracker による支援
TimeTracker には、①②それぞれのステップを支援する機能が用意されています。
- 入力漏れを防ぐ仕組み:お知らせ機能によるレポートなど
- 実績を可視化して活用:ダッシュボードによるすぐのフォロー、クイックレポートによる可視化
- プロジェクト間でアイテムの意味を統一:工程分類・作業分類による仕分け、テンプレートによるルールの共通化
- 入力を簡単にして定着を支援:予定のインポート、イベントエリア、マイワークアイテム
「①正しい事実を表す」から着手する
「②カイゼンに繋げる」ためには、その前提となる「①正しい事実を表す」が土台になります。
導入初期は、まず①の3つの要素(工数の実態表現・分類ルールの統一・入力定着率100%)達成に向けて取り組んでください。
次に行うこと
一歩目のゴールに 近づくための具体的な取り組みを、事例とあわせて紹介します。