TimeTracker NX の導入に必要な物
環境構築に必要なものを教えて下さい。
TimeTracker NX は大きく分けて以下の2つの方法で運用できます。
- TimeTracker NX クラウドサービスを契約する
- 自社でサーバーPCを構築し、自分達で運用する
それぞれの運用で必要なものは以下です。
TimeTracker NX クラウドサービスを契約する場合
インターネットを参照できるブラウザがあれば、TimeTracker NX を使うことができます。
(サーバーPCなどの準備は不要です)
自社でサーバーPCを用意する場合
TimeTracker NX を運用するためには、以下のサーバーを用意する必要があります。
| No | サーバー名 | OS | 必要なアプリケーション |
|---|---|---|---|
| 1 | アプリケーションサーバー | Windows Server OS | Information Services(OS標準搭載) |
| 2 | データベースサーバー | Windows Server OS | SQL Server |
| 3 | Redis サーバー | Windows Server OS/Linux (詳細は「Redisについて」を参照) | Redis |
- TimeTracker NX のライセンスの規模により、上記の1~3を1つのサーバーPCにまとめることもできます。
600Licが目安になりますので、1台のサーバーPCで運用するケースが多いです。
詳細は「セットアップガイド:サーバーPCの構成」を参照ください。
- サーバーPCの代わりにクラウド環境でも動作します。
AWS(Amazon Web Services)や Microsoft Azure で運用される方が多いです。
詳細な内容や動作確認しているバージョンは、「動作環境」を参照してください。
Redis について
TimeTracker NX を利用するためには「Redis」というアプリケーションが必要になります。
Redis は Windows Server OS向け/Linux向けの2種類あり、
TimeTracker NX のインストーラを実行すると Windows Server OS 向けの Redis をインストールします。
そのままご利用いただく場合は、1台のサーバーPCで運用することができます。
ただし、Windows Server OS 向け Redis(バージョン『3.0.504』)はツール提供社のサポートが終了しております。
TimeTracker NX が問題 なく動作することは確認しておりますが、
サポートされているバージョンでの運用をご希望の場合は、Linux OS のサーバーPCをご利用ください。
- その場合、少なくとも以下の2台のサーバーPCが必要になります。
- Windows Server OS :アプリケーションサーバー、データベースサーバー
- Linux OS:Redis サーバー
- Linux OS は「Red Hat Enterprise Linux」、「Ubuntu」で動作することを確認しています。
- バージョンや詳細な情報をご希望な場合は、TimeTracker サポートまでお問い合わせください。
クラウド環境を利用できますか?
はい。可能です。
「必要なPC、VM」を参照ください。
動作保証対象のOS等のサポートが終了した場合、TimeTracker での動作保証はどうなりますか?
可能な限り利用継続できるようにしますが、難しい場合は OS や SQL Server のベンダーによるサポート終了日をもって、
TimeTracker NXにおける動作保証の対象外となります。
ベンダーサポートが終了したOS や SQL Server をご利用の場合、サポートできない場合がありますのでご注意ください。
ベンダーによるサポート期間に合わせ、計画的なバージョンアップをお勧めします。