設定方法
ピボットビューを作成する
集計する対象のデータや集計条件をビューに設定することで、
工数やコストなどを集計して表形式で表示します。
- 作成したビューは後から自由に対象データや集計軸を変更することができます。
- ビューは複数登録することができいつでも簡単に切り替えて閲覧することができます。
ピボットビューは以下の2つの出力テーブルにより集計する対象が異なります。
各テーブルの注意点は、「注意点」を参照ください。
テーブル名 | 集計対象 | 活用方法 |
---|---|---|
工数とコスト | ユーザーごとの実績に紐づくデータ | 月・日単位など期間を指定して、推移を集計する |
すべてのアイテム | プロジェクトのすべてのアイテムのデータ (アイテムごとに工数やコストなど) | カスタムフィールドも対象になります。 コスト情報や不具合情報をカスタムフィールドで 入力されている方は、集計が容易になります。 |
操作手順は 「ビューの設定をエクスポート/インポートする」をご参照ください。
以下にピボットビューの作成手順を示します。
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画面左側のツールバーの「ビュー追加」アイコンをクリックする。
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「ピボットビューの作成 - 基本情報」ダイアログで以下を設定する。
・名前:ビューの名前
・出力テーブル:対象のテーブルを選択ピボット出力テーブルの種類は途中で変更できません。テーブルの種類を変えたい場合は、新しい出力 テーブルを作成してください。
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「ピボットビューの作成 - 対象データ」ダイアログで、集計する対象データの種類を
「フィルタ対象」から選択し、追加する。
選択内容は「出力テーブル」の内容により以下のように異なります。テーブル フィルタ 分析対象 工数とコスト ユーザー 指定したユーザー 組織 指定した組織に所属するユーザー プロジェクト 指定したプロジェクトに割り当てられたユーザー プロジェクトのフォルダ 指定したフォルダ配下のアイテムに割り当てられたユーザー すべてのアイテム 管理者 指定したユーザーが管理者のプロジェクト 組織(管理者) 指定した組織にプロジェクト管理者が所属するプロジェクト 組織(プロジェクト) 指定した組織に所属するプロジェクト プロジェクト 指定したプロジェクト 「すべてのアイテム」選択時の集計対象- 「稼働中プロジェクトのみ」にチェックを入れた場合、終了したプロジェクトは集計対象に含めません。
- 集計対象のプロジェクト件数の最大値は、システム設定(「分析機能の制限を設定する」)で設定された値です。
詳細はシステム管理者の方にご確認ください。
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「ピボットビューの作成 - 表示フィールド」ダイアログで、利用するフィールドをチェックする。
行列や値など、フィールドにより指定する対象は異なります。利用できるフィールドは「利用可能なフィールド」をご参照ください。
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「完了」ボタンをクリックする。
ピボット分析画面が表示さ れます。
以下は、「工数とコスト」を出力した場合の画面です。出力テーブル: 「すべてのアイテム」の場合、期間は関係なく選択したプロジェクトの最新状態を集計します。
ピボットビューの設定を変更する
工数やコストを集計する対象データは、後から変更することができます。
ピボット分析ビュー共通の設定を以下にご紹介します。
ピボットビューを操作する各種ボタンについて説明します。
以降、上の図に記載した番号の順に各種ボタンを説明します。
レイアウト
利用するフィールドを設定するエリアの表示位置を変更することができます。
列や行の合計値表示
行や列に設定したフィールドの内容ごとに小計・総計を表示することができます。
下図の例では以下になります。
・小計:プロジェクトごとの合計
・総計:全体の合計
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小計の表示手順
「小計」をクリックし、リストから表示する位置を選択する。 -
総計の表示手順
「総計」をクリックし、リストから表示する位置を選択する。
集計する期間
「期間」の日付を変更することで、集計するデータの期間を絞ることができます。
アイテムタイプのフィルタ
アイテムタイプを集計軸にした場合、指定したアイテムタイプに絞って分析結果を表示する事ができます。
集計結果の展開
行や列の折り畳まれた表示は「すべて展開」をクリックすれば、まとめて展開されます。
・行や列のフィールドを変更すると折り畳まれた状態になりますので、この操作で簡単に展開できます。
・「すべて折り畳み」をクリックすると、展開された状態をすべて折りたたんだ状態にします。
表示内容の更新
レイアウトや集計軸を変更した時に再度集計する必要がありますが、
再集計時の動作を方法を変更することができます。
各チェックボックスのチェック有無による動作の違いは以下です。
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レイアウト変更時に自動で集計する
レイアウト変更時に自動でデータを集計します。
チェックしない場合は、集計したいタイミングで「集計」ボタンをクリックしてください。「工数とコスト」の出力テーブルで使用できます。 -
集計時にすべて展開する
デー タ集計時にビューのグリッドをすべて展開します。
チェックしない場合は、集計後に②の「すべて展開」をクリックしてください。
設定内容を変更する
集計対象データ
集計する対象データは、以下手順で後から変更することができます。
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画面左側のツールバーに表示された対象ビュー名の右側のアイコンをクリックし、「設定」を選択する。
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「ピボットビューの設定」ダイアログで「対象データ」タブを選択する。
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フィルタ対象を変更する場合は、「フィルタ対象」のリストを選択する。
選択可能なリストは、「ピボットビューを作成する」をご欄ください。 -
追加する場合は、「追加」アイコン (+) をクリックする。
削除する場合は、削除対象を選択し「削除」アイコン (-) をクリックする。
集計に使用するフィールド
ピボットビューで使用するフィールドを追加することができます。 手順は以下のとおりです。
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「 集計対象データを変更する」 の手順1,2を実施し、「ピボットビューの設定」ダイアログを表示する。
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「ピボットビューの設定」ダイアログで「表示フィールド」タブを選択する。
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ビューで使用するフィールドをチェックする。
利用できるフィールドは「利用可能なフィールド」をご参照ください。
集計軸
行・列にフィールドを設定する
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作成したビューの集計軸を変更する場合
「すべてのフィールド」に設定されている対象フィールドをドラッグ&ドロップして、 「行」「列」に移動します。 -
行や列にフィールドを複数のフィールドを指定することで階層化することができます。
プロジェクトに所属するユーザーの実績コストを年/月単位で集計する場合は、以下のように設定します。
集計データを設定する
作成したビューの集計するフィールドを変更するには、「すべてのフィールド」に表示されるフィールドから
対象とするフィールドをドラッグ&ドロップして、「値」に移動します。
値のフィールドに複数のフィールドを設定することで、複数の集計データを並べて表示することができます。
計画コストと実績コストを集計するような場合は、以下のように設定します。
ピボットビューをグループ化する
グループを追加する
作成したビューは、業務内容などでグループ分けして整理することで、利用するビューを見つけやすくすることができます。
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画面左側のツールバーの「グループ追加」アイコンをクリックする。
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追加されたグループに新しい名前を入力する。
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対象のビューをドラッグ&ドロップでグループに移動する。
作成したグループを選択して、「ビュー追加」アイコンをクリックすることで、グループの中にビューを作成することもできます。
ピボットビューやグループを削除する
不要になったグループやビューは削除することができます。削除する手順は以下のとおりです。
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対象のグループ、ビューを選択する。
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画面左側のツールバーの「削除」アイコンをクリックする。
ビューの設定をエクスポート/インポートする
「ピボットビューを作成する」「ピボットビューの設定内容を変更する」で設定したビューの設定情報は、
設定ファイルとしてエクスポートできます。
他のユーザーがこの設定ファイルをインポートすることで、同じビューで集計結果を参照することができます。
エクスポートする
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対象ビューを選択する。
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タイトルバーの「メニュー」アイコン①をクリックする。
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「エクスポート」②を選択する。
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「名前を付けて保存」ダイアログでエクスポートファイルを保存するフォルダとファイル名を指定する。
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「保存」ボタンをクリックする。
指定した保存先に "analytics_pivot_view" という拡張子のファイルができます。
インポートする
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ローカルナビで「インポート」アイコンをクリックする。
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「インポート」ダイアログで「ファイルを選択」をクリックする。
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「開く」ダイアログでインポートするファイル(拡張子:analytics_pivot_view)を選択し、「開く」をクリックする。
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「インポート」ダイアログで「OK」ボタンをクリックする。
ピボットビューツリーの最後尾にインポートしたビューが追加されます。
設定ファイルを改めてエクスポートしてください。