システムを安全に停止する
概要
TimeTracker NXのサーバーを停止する方法をご案内します。
- バージョンアップやサーバー移行などのメンテナンス作業のためにサーバーを止める際、 ユーザーからのアクセスを遮断してシステムを安全に停止することができます。 これによりメンテナンス作業途中にデータベースが変更されるリスクを無くすことができます。
- サーバーマシン上ではジョブとしてWeb版とデスクトップ版の同期処理や分析データの作成なども行っていますが、
本機能により、管理者はジョブの詳細画面を確認しなくても確実にすべてのジョブを完了させることができます。
管理者がリスクを負うことなく安全にTimeTracker NXのメンテナンスを行うための機能です。
システムを停止する
サーバーの操作
- TimeTracker NXのAdmin画面でグローバルナビの「 システム動作」をクリックする。
- 左側の項目から「メンテナンス」をクリックする。
- メンテナンス画面の「停止」ボタンをクリックする。
- システム停止の確認ダイアログで「はい、システムを停止します」をチェックし、「OK」ボタンをクリックする。
- 画面上でシステムの状態を表示し処理が完了すると、完了の確認ダイアログが表示されます。
- IISマネージャからIISを停止してシステムの停止が完了します。
システム停止中のユーザー画面
本機能でTimeTracker NXを停止すると、ユーザーにはTimeTracker NXのメンテナンス画面が表示され、
TimeTracker NX を操作できなくなります。
システムを再開する
システムを開始するにはIISを開始してください。
IISを開始するとTimeTracker NX も開始し、通常のログイン画面を表示します。
サーバーのジョブの状態を確認する
TimeTracker NXでトラブルが生じた際は、サーバー上の処理の負荷状況を確認する必要があります。
このために、メンテナンス画面ではバックグラウンドで実行されている処理（ジョブ）の数を確認することができます。
- 「更新」ボタンをクリッ クすると、最新の情報に更新されます。
- 「ジョブの詳細情報はこちら」をクリックすることで、ジョブの詳細情報を確認できます。
以下のようにサーバー監視情報の一つとして活用することができます。
・いつからジョブが溜まっているか
・ジョブの処理に要する時間の目安
