工数管理はどうやるの? Step0~目的の共有・マインドセット
· 約6分
■工数管理を始める 課長Aの事例
コロナの猛威が収束しつつあったある日。課長Aは役員Bの部屋に呼ばれた。
「なにかミスでもしたかな…?」身に覚えがない。一抹不安を覚えながらドアをノックする。
木製の重い扉を押すと「やぁやぁよく来た」と担当役員のBは軽やかに迎 えてくれた。
面談は近況報告など和やかな雰囲気ではじまり、やがてぽつぽつと役員Bが本論を話はじめた。
「実はな…、リモートワークが定着して良い面もあるやけど、組織や仕事のサイロ化が進んでいることが課題と感じとる。そこで今こそ、温めてきたことを実行しようと思うとるんよ。その旗振り役をAさんにお願いしたくてな…。いやなに厳しければ、諦めるけど……どや?…ん?」
柔和な依頼口調であるが、実質業務命令だ。
課長Aは一も二もなくミッションを引き受けた…。
ミッション内容:
「納期厳守にみんなが努めているのは知っている。しかし、誰がどのくらい時間をかけているのか実態がわからない。まずは、仕事の見える化のために、工数管理を始めてほしい」
こんにちは、デンソークリエイト近藤です。
設備投資はできない、人も増やせない、そんな中でも、生産性を上げないといけない。
さまざまな事情の中で、工数集計し、ムリ・ムラ・ムダを無くしていきたいという機運が高まっている企業様は多いと感じています。
一方で、具体的にどうやるのか?という問いに対して最適解を持っている方は少ないと思います。
今回は、工数管理の基本的な進め方をお話していきます。
(Step0~3の4編に分けてお伝えしていきます。それぞれ大切な要素があります。今回はStep0マインドセット/状況を整理するに関してお話します。)