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バージョン: 6.0

分析レポートを作成する

概要

TimeTracker Analytics はコストや工程分類、カスタムフィールドの値など、
TimeTracker NX で入力したあらゆるデータを集計します。

集計したいデータに合わせて分析レポートを作成しましょう。

分析テーブルの作成

ここからは、分析レポートの作成手順を説明します。

  1. 新しいレポート作成ダイアログを開いてください。

    分析レポートには大きく分けて以下の2つの種類があります。

    1. 工数とコストの推移
      • 対象のデータを指定した期間で集計します。
      • 集計した結果を、日/週/月/年などの単位で表示します。
      • 集計する単位は自由に変えられます。
    2. プロジェクトとアイテムのサマリ
      • 指定した単位で計画/実績の工数/コストの合計値を集計します。
    分析レポートの詳細

    上記2種類の中で詳細な項目がありますが、予めプリセットされた表示フィールドや分析データが異なるだけで、分析する内容は同じです。
    例)「プロジェクト」はプロジェクト軸、「アイテム×ユーザー」はユーザー軸など。

  2. 対象レポートを選択してレポート名を入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。

    レポートの種類(工数とコストの推移/プロジェクトアイテムのサマリ)を変えたい場合は、始めからレポートを作成してください。
  3. 「データソース」フィールドで対象のデータソースが選択されていることを確認してください。
    データソースの詳細は、次のリンクを参照ください。: 「データソースの設定

  4. 「表示フィールド」にて、実際に分析したいフィールドを選択してください。

    フィールドの選択
    • ①:グループをチェックすると所属するフィールドをまとめてチェックできます。
    • ②:フィールド名を入力すれば、対象を表示します。
  5. 「期間」を指定してください。

    • 本項目は、「工数とコストの推移」の分析レポートを選択したときに設定します。

    • レポートでは「集計単位」で指定した単位で集計します。
      指定した単位により、集計可能な期間の上限は以下になります。

      • 年:10年
      • 月:5年
      • 週:1年
      • 日:2ヶ月
      日単位で集計する必要がない場合は、「週」「月」を指定することをお勧めします。

      まとまったデータで処理するため、より軽快に動作します。

  6. 対象データを選択してください。
    フィルタ対象を選択すると対象のデータを表示しますので、チェックしてください。
    「OK」ボタンをクリックすれば、分析レポートの作成は完了です。

    対象データの絞り込みは、次のリンクを参照ください。: 「対象データの選択

対象データの選択

対象データの選択タブで、分析するデータを選択します。
数が多い場合は以下の方法で絞り込むと効率良く選択できます。

  • フィルター
    ①をクリックしてください。条件フィルター(②)と値フィルター(③)があります。

    選択済みのデータもフィルタできます
  • 並び順の変更
    フィールド名が表示されない箇所(①)をクリックしてください。
    対象の列でフィルタします。

    ②が並び順を変更している列です。再度クリックすると昇順/降順が変わります。
  • グループ化
    一覧表示されているデータをグループ化して整理します。

    グループパネルを表示すると便利です。

    列の見出しを右クリックして、「グループパネルを表示」を選択すると表示できます。

    • 該当列をグループ化する場合
      • グループ化する列の見出しを右クリックし、「この列でグループ化」を選択する。
      • グループパネルに該当列をドラッグ&ドロップする。
    • グループ化を解除する場合
      グループパネルを右クリックし「グループ化をクリア」を選択する。
  • 列の表示・非表示
    列の見出しを右クリックし、「列選択を表示」をクリックしてください。
    表示された「列の選択」ダイアログで列の表示・非表示を切り替えることができます。

分析レポートのグループ表示

作成した分析レポートは、「新しいグループ(①)」でグループを作成して管理する単位で分類しましょう。

「ナビゲータの表示(②)」ボタンをクリックすると、ナビゲータを非表示にします。

分析レポートの共有

備考

現在の TimeTracker Analytics では、作成した分析レポートを共有することはできません。