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バージョン: 5.0

システム動作を設定する

概要

Adminのシステム動作画面では、システム全体に関わる設定の確認や変更をすることができます。
各設定手順を紹介します。

共通手順

システム動作を設定するにあたり、共通の前提として以下の操作をまず行います。

  1. TimeTracker NXのグローバルナビでログイン名をクリックする。

  2. 「システム設定」を選択する。

  3. グローバルナビの「システム動作」をクリックする。

  4. 左のメニューから「システム動作設定」を選択する。

  5. 「編集」ボタンをクリックする。

セキュリティを設定する

ユーザーのパスワード必要強度を設定します。

  1. 「パスワードの必要強度」を選択する。選択肢は以下のとおり。

    No.項目説明
    1強い文字数が14以上で、3つ以上の文字種類を使用している。
    2やや強い文字数が8~13で、3つ以上の文字種類を使用している。
    3普通以下のいずれかである。
    ・文字数が8~13で、2つの文字種類を使用している。
    ・文字数が14以上で、3つ未満の文字種類を使用している。
    4やや弱い文字数が8~13で、1つの文字種類を使用している。
    5弱い以下のいずれかである。
    ・文字数が8文字以下である。
    ・数字のみである。
    ・特定の文字列の単語を含んでいる。(※2)
    6なし条件なし
    • ※1 文字種類は次の4種類。
      • アルファベット小文字、アルファベット大文字、数字、記号
    • ※2 特定の文字列の単語は次の通り。
      • password, qwerty, abc, admin, root, 123
  2. 「保存」ボタンをクリックする。

工数入力粒度を設定する

計画工数や実績工数を入力する際の最小単位を別々に設定します。
必要とする工数データの粒度から適切な単位を設定します。

  1. 「計画工数の入力粒度」や「実績工数の入力粒度」を選択肢から選択する。
    選択肢は以下のとおり。

    項目設定可能な粒度
    計画工数の入力粒度6分、15分、60分
    実績工数の入力粒度5分、6分、10分、15分
  2. 「保存」ボタンをクリックする。

標準通貨を設定する

標準通貨とは、TimeTracker NXで管理するコストの通貨単位です。

  1. 「通貨記号」をリストから選択する。選択肢は以下のとおり。

    No.項目説明
    1日本円
    2$米ドル
    3ユーロ
  2. 「小数点以下の桁数」を0~9で入力する。

  3. 「保存」ボタンをクリックする。

標準コスト単価を設定する

プロジェクトの新規作成時に、プロジェクト標準コスト単価として設定します。

「標準コスト単価」とは
  • コストは、既定では工数とユーザーのコスト単価から算出します。
  • リソース割当が存在しない場合は「ユーザーのコスト単価」を特定できないため、
    プロジェクト標準コスト単価を元に算出します。
  1. 「標準コスト単価」を入力する。
  2. 「保存」ボタンをクリックする。

プロジェクト編集の制約を設定する

既定のプロファイルを設定する

プロジェクトに設定される既定のプロファイルを設定します。
プロジェクトの新規作成時によく使われるプロファイルを設定しておくと便利です。

備考

Standard Editionでは、本機能は利用できません。

  1. 「変更」ボタンをクリックする。
  2. 「プロファイルの選択」ダイアログで、対象のプロファイルとバージョンを選択する。
  3. 「OK」ボタンをクリックする。
  4. 「保存」ボタンをクリックする。

プロジェクトコードの一意性を保つ

『プロジェクトコード』はプロジェクト作成時に指定し、プロジェクト検索時のキーに活用できます。
しかし、重複したコードがある場合は検索できません。

そのため、重複したプロジェクトコードは許容しない設定にすることで、 キーの重複を排除することができます。

  • 「プロジェクトコードがユニークになるようにシステムがチェックする」をチェックしてください。
  • プロジェクト作成時に入力したプロジェクトコードが既に存在する場合、
    別のプロジェクトコードを指定するよう警告が出ます。

表示情報を制御する

『リソース負荷の分析』には以下の2つの機能があります。
プロジェクトのリソース負荷
プロジェクトをまたいだリソース負荷

上記で分析できる範囲は「システムロール」で定義しますが、
①、②に適用される権限が異なるため、見方が異なります。

設定を有効にすることで、①と②の権限を同じにする(リソース負荷の権限をプロジェクトに適用する)ことができます。
必要に応じて「リソース負荷の権限をプロジェクトに適用する」をチェックしてください。

備考

Standard Editionでは利用できません。

分析機能の制限を設定する

ピボット分析機能」の「すべてのアイテム」は、分析するプロジェクト数が多い場合は
サーバーPCに負荷がかかり、以下の状況になる可能性があります。
・TimeTracker NX の動作が遅い
・TimeTracker NX が停止する

上記を回避するため、分析対象に設定できるプロジェクト数の上限を設定して
サーバーPCの負荷を抑えることができます。

  1. 「すべてのアイテムで集計可能な最大プロジェクト件数」を入力する。
  2. 「保存」ボタンをクリックする。
注意

この設定を変更すると、システム全体の負荷に影響する場合があります。
お使いのサーバーPCのスペックにあわせて値を設定してください。

アバター画像の利用を許可する

"TimeTracker NX 5.0 New!!"

ユーザーが任意の画像をアバターに利用できるように許可します。
許可する場合は、アバターの画像を反映するサーバーを設定する必要があります。

  1. 「アバター画像の利用を許可する」をチェックする。

  2. 「URL」TimeTrcker NXのサーバーURLを入力する。
    ・サーバーURLがわからない方は ヘルプ を参照ください。
    ・ここで設定したサーバーにアバターの画像が反映されます。

  3. URLに間違いがないか「接続テスト」をクリックする。
    「接続成功」が表示されることを確認します。

  4. 接続を確認して「保存」ボタンをクリックする。

    備考

    ユーザーが設定したアバターの画像はデータベースに格納されます。

備考

既にアバターが設定された状態でサーバーPCを変更した場合は、
上記手順を実施した後に「サーバー移行後に必要な設定」の手順でアバター表示を有効にしてください。

既定の表示言語を設定する

ユーザーを新規追加時に初期値として設定する表示言語とタイムゾーンを指定します。
システムの初期設定ではそれぞれ以下の設定となっているので、リストから変更したい項目を選択します。

設定項目初期値
既定の表示言語インストーラーの言語と同じ言語
例)日本語版のインストーラーの場合は「日本語(日本)」になります。
既定のタイムゾーン(UTC+9:00) Tokyo
日本語版・英語版ともに同じ初期値になります。